日産のシルフィが中国でフルモデルチェンジを行い、これまでのイメージを一新するデザインへと進化した。
新型シルフィの日本導入を期待する人は少なくないものの、廃止を危惧する声も多い。
今回の記事では新型シルフィの日本発売に関する予想をお伝えする。
日産 シルフィ フルモデルチェンジは中国から実施
シルフィのフルモデルチェンジは、2019年に中国市場にて実施された。
中国に続いて、今後海外でも新型シルフィが展開されていく見通しだが、日本仕様で予想できる変更点が次の通りだ。
新型シルフィ 日本発売予想変更点
新型シルフィにプロパイロット
実は中国仕様の新型シルフィにはプロパイロットが搭載されていない。
これは上級車種のアルティマとの差別化と思われる。
だが、日本市場では軽自動車のデイズにプロパイロットが搭載されていることや、アルティマが導入されていないことをふまえると、日本仕様の新型シルフィにプロパイロット搭載の可能性は高い。
プロパイロット2.0の可能性も否めないが、スカイラインとの差別化を考えて日本仕様の新型シルフィにはプロパイロット1.0が搭載されると予想する。
新型シルフィにe-POWER
プロパイロット以外に、日本仕様の新型シルフィに搭載の可能性が高いのはシリーズハイブリッドシステムのe-POWERだ。
もちろんe-POWERは中国仕様の新型シルフィには搭載されていない。
新型エクストレイルには最高熱効率で45%に達する次世代ガソリンエンジンを採用した新世代e-POWERを搭載すると見られているが、このシステムが新型シルフィにも採用されると予想したい。
新型シルフィ日本発売時期は2021年とズバリ予想
新型シルフィは、2019年に中国市場でデビューしたことから、日本では翌年の2020年に発売を予想する人も多いだろう。
しかしながら、日本では2020年初めに現行型シルフィが法規変更に対応するためのわずかな一部改良が行われたばかり。
それを含め、e-POWERやプロパイロット搭載の為の改良、開発といった手間も予想すると2021年になると予想したい。
2020年には北米仕様のセントラ(シルフィの北米仕様の名称)がフルモデルチェンジし、続いて2021年に日本で新型シルフィデビューと推測する。
シルフィ廃止で日本撤退の可能性は
シルフィが日本では廃止されないと予想している理由の一つが、2019年度 第1四半期決算発表の資料にて新型シルフィの画像が掲載されている事を例に挙げたい。
また、日本ではティアナ廃止後にアルティマ導入の噂もないことから、スカイラインより下のセグメントのセダンはシルフィに統合して一本化されると予想する。
続報が入り次第追ってお伝えする。