スバルのアウトバックが2020年に年次改良したG型モデルを発売。
まだ次期モデルへフルモデルチェンジしないの?と思われる方も多いだろう。
しかしながら、2020年に年次改良で現行型継続となる。
今からそれを詳しく見ていこう。
アウトバック G型が2020年10月2日に発売
レガシィはアウトバックのみ2020年生産継続
レガシィにはSUVのアウトバックとセダンのB4の2つが日本で販売されていた。
だが、2020年3月22日に広島と山陰スバルが現行レガシィB4を6月22日までの注文にて生産終了をすることを明らかにした。
現行レガシィB4・現行SUBARU BRZを以下の日程で生産を終了とさせていただきます。
レガシィB4:6月22日(月)迄のご注文
SUBARU BRZ:7月20日(月)迄のご注文お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。https://t.co/hEYoWHghaN pic.twitter.com/FfZmoLJBKX
— 広島スバル株式会社 (@hiroshimasubaru) March 23, 2020
レガシィB4がこのタイミングで生産終了となる理由は以下の記事で推測をお伝えしている。
レガシィシリーズはB4、アウトバック共に発売、改良をされてきたことを考えると、本来アウトバックもこのタイミングで現行型を生産終了させてモデルチェンジさせるのがベストだ。
しかしながら、それをしないということは日本ではフルモデルチェンジする準備がまだ出来ておらず現行モデルで引き続き対応するということと推測できる。
では、なぜ2020年にG型へ年次改良するのか。
それは、燃費表示の制度変更が関係する。
アウトバックG型で「WLTCモード」表示義務化10月2日に対応
実は、継続生産車に関しては2021年1月から燃費性能としてWLTCモードの表示が義務化される。
つまり、現行アウトバックを継続販売させるためには、現在のJC08モードからWLTCモードへと表示切替が必要となるのだ。
ちなみに現行アウトバックはWLTCモード表示にまだ対応しておらずJC08モード表示のみとなっている。
それゆえ、現行アウトバックはWLTCモード表示に対応したG型へ年次改良されることとなった。
アウトバックG型の変更点
アウトバックG型の変更点としては、WLTCモードの表示対応といった小変更にとどまっている。
そもそも海外では新型モデルが販売されていることを考えると、旧型とも言える現在の日本仕様向けにわざわざ改良のコストをかけるのは難しいと言えるだろう。
次のアウトバックについて
最後に、次期アウトバックは日本で販売されるのか不安視されている方も多いだろう。
その点に関しては、次の記事で次期アウトバックの最新情報をまとめているので合わせてお読みいただきたい。