スバルのマイルドハイブリッドシステムe-BOXERがインプレッサにも搭載されることが明らかとなった。
e-BOXERが搭載されるのは、フォレスター、XVに続いてインプレッサは3車種目となる。
SGP世代のインプレッサにハイブリッドモデルがラインアップされるのは初ということもあり、注目のインプレッサe-BOXERモデルの情報を見ていこう。
インプレッサにハイブリッド e-BOXERモデルが2020年に追加
現行型インプレッサにe-BOXERを搭載することが明らかになったのは2020年2月のこと。
欧州でのイベントにてe-BOXERを搭載したハイブリッドモデルのインプレッサがテスト走行をしている。
その様子は、以下の The Wheel NetworkのYouTube動画にて確認することができる。
インプレッサ e-BOXER搭載モデルは2020年5月にイタリアで発売
イタリアのメディアla Repubblicaによると、インプレッサのハイブリッドモデルは2020年5月からイタリアにて販売される模様。
インプレッサ ハイブリッドモデルのエンジンには、2.0L水平4気筒直噴ガソリンエンジンを採用。
インプレッサハイブリッドは、e-BOXER搭載により直噴エンジンと電動モーターの出力配分比を調整して、運転条件に適応。
エンジン駆動(吸熱のみ)、EV駆動(電気のみ)、モーターアシスト駆動(吸熱+電気)の3つの運転モードを使用。
バッテリーの状態に応じて、約1.6 kmだけ電気的に駆動させ、最大40 km / hの速度に達することが可能となる見通し。
また中速では、ガソリンと電動の両方の力が組み合わされて、反応性の高い線形で燃料効率の良い加速を実現するものの、高速ではバッテリーを充電するボクサー2.0 DIエンジンのみが動作する模様。
このインプレッサのハイブリッドモデルは、2.0Lのガソリンモデルと比較して最大10%の都市交通での燃料消費量が向上するとされる。
新型インプレッサハイブリッドe-BOXER搭載モデルは日本でも2020年秋頃にE型として発売
インプレッサ E型の年次改良でスポーツにe-BOXER搭載の見通し
すでにお伝えした通り、e-BOXERを搭載したインプレッサハイブリッドは、2020年5月にイタリアで販売される等、まずは欧州地域での展開となる。
そしてインプレッサハイブリッドが日本で導入されるタイミングは、アプライド E型へと年次改良される2020年秋頃だ。
ただ、e-BOXERが搭載されるのはインプレッサスポーツのみで、セダンのG4には搭載されない見通しとなっている。
ちなみにSTIスポーツグレードもついにインプレッサにラインアップされる見通しだ。
続報が入ればまたお伝えする。